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草原の風 6
日時: 2015/01/17 23:53
名前:   <y_soneda@yahoo.co.jp>
参照: http://soneda.or.tv

印刷やさんが版下をメールに添付したワード文書送れば、向うでPDFにしてオンデマンド版下にすることにしました。
今月は、出すのが遅れましたが、来月が2月で、その月が3月の期末です。
できるだけ早く、編集を終えるようにしたいものです。

今年の6月号は、通算150巻となりますので、「随句の基調」の今日的意味(仮題)と言うテーマで、原稿を4月末までに頂くようにお願いする予定です。
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6月9日 ( No.19 )
日時: 2015/06/09 22:49
名前:   <y_soneda@yahoo.co.jp>
参照: http://soneda.or.tv

何とか表紙の紙を刷ることができました。
「世界俳句」の方も講演原稿を満足ではないけれど何とか許せる範囲の程度に書き終えました。
原稿書きはさほどではないのですが、コピペしたり、入れ替えたりするときに、マウスの右肩が凝って痛くて、人生で一番楽しい睡眠の質が悪くなって、これじゃお肌に悪いです。W
いろいろ古戸暢さんや錆助さんに無理や迷惑をかけてしまっても、どうしても自分には完璧にはできません。

誰かできる方にバトンタッチして浮れ雲のように、軽口叩いて気ままに暮らしたいです。

世の中には、人に何かを頼む、あるいは人を気持ちよく仕事をして貰えるようなリーダーは、ごく限られていると感じます。相手が自分の思い通りにならないことにいら立って、陰で悪口を言ったり、他に当たったりする人を見ると、なんだか可哀そうな気がします。
誰もが認めるような人の上に立てる人物がなかなかいない事に残念ながら納得です。
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6月15日 ( No.20 )
日時: 2015/06/16 00:10
名前:   <y_soneda@yahoo.co.jp>
参照: http://soneda.or.tv

木曜日、BS-TBSの23:00に「林修・世界の名著」という番組があって、11日に武井壮が「ソクラテス」を取り上げた。ここで、博識で知られ、「初耳学」という番組まで持っている林氏が、何も哲学がないことが明白になりました。
単なるキン肉マンで、珍獣ハンターの類かと思わせる百獣の王という武井壮を見直す番組でした。
知識があることだけでは、何の意味もなく、哲学(自分を疑う)があることが重要だという日頃私が考えていることを示した番組で、視聴していい感想を得たひと時でした。

武井壮が彼の先生から受けたソクラテスの言葉がとてもいい言葉です。

他人から不正を受けて、それに不正で返すのは絶対によくないことだ。― ソクラテス

この事は、まさに真実であり、一度しかない人生をきれいに生きるには、とても励みになる言葉です。
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6月27日 ( No.21 )
日時: 2015/06/27 11:55
名前:   <ysoneda@yahoo.co.jp>
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沖縄問題で、気になることがあります。

確かに、住民を巻き込んだ地上戦で、民間人が9万人亡くなられたことは、どんなに辛かったことかと想像はできますが、それでは、米軍の空襲で、ドーリットル大佐率いるB29群が、東京の民家が密集する下町を、まず周りに焼夷弾を投下して逃げ道をふさいだ上で中の住民を肉を焼くように10万人を焼き殺した3月10日空襲は、地上戦より残酷ではないというのでしょうか?血の混じった泥水を飲んだと言うけれど、原爆が投下され、火傷に苦しむ市民が、黒い雨の入った水を飲んで、原爆症になり終戦後も苦しみながら死んだことはどうなんでしょうか。
「うちなんちゅうに心はないのか?」と叫んでいたけれど、あまりに一方的ではないのだろうか。

また、基地があれば一番最初に、狙われると言うけれど、米軍はまず自分たちの軍や設備を優先的に守るから、基地を安易に攻めはしない。またもし基地がなければ、「歴史的に琉球は歴史的に中国の所属だ」とまずは沖縄を攻め取り、民主主義を主張する者は容赦なく、チベット人やウイグル人のように捕えて、拷問で殺してしまうはずです。台湾の428事件のようなやり方を、彼らのDNAがするだろうと私は懸念します。
広島だって、軍都と言われた割に、広島城内に在った駐屯地にいた軍人はわずかで、被爆者のほとんどは無垢の女子供などの市民でした。基地があるから狙われるわけではないと思います。

少なくとも市民の感情的対応には心を動かされますが、焚き付けるものの中に、本当の沖縄のことを考えて冷静に判断しているからばかりではないように感じます。扇動から戦いに走ったあの戦争から70年、もっと冷静に論議すべきで、扇動的な感情に訴えるやり方には、争い以外の不毛な結末は考えられません。
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7月14日 ( No.22 )
日時: 2015/07/14 22:27
名前:   <ysoneda@yahoo.co.jp>
参照: http://www.soneda.or.tv

フランス革命か!

安保法案に国民の理解が進んでいない。世論調査もネガティブ。

日本国民は、一般的に保守的だ。普通の人は先が見えないので、変化に対して、自信がない。
よく歴史とか世界のことを知らなくても済む、日本という島国住んでいるせいか、決断力がない。勉強もしないので、よく分からず、とりあえず反対する、なんでもとりあえず先送りにする特徴がある。また、ちゃんとした論議が苦手だから、知ったかぶりにもならない態度を取りがちだ。
ネット番組でで安倍首相が説明し、1万人が視聴したと言う。これに噛みついた辻清美議員は、空虚な質問をしていた。国民に説明が少ないと批判するから、優しく丁寧な例示をしてやれば、レベルが低いと言う。議員がもっと歴史や世界政治を勉強してまともな質問をしないから、国民にわかる訳もないと思います。

祖父の岸信介が、日米安保を結んだ時に、さんざ国会を囲むデモなど派手にやっていたけれど、この条約を結んで、日本が戦争に巻き込まれたか?
その後何十年も平和で、経済は好調だったではないか。
全く歴史を知らないこの国の国民は、無駄な反対をしているように見えます。
新聞やテレビで毎日知るのは、弱いものが、無抵抗なものが犯罪に遭う事実ではないか。警察官もいない世界で、弱みを見せれば、被害者になることは毎日見聞きする真実と同じ構図だと私は思いますが。自分の身を守れない人間が被害に遭う時に、私は身を挺してその人を守るなんて、考えるだけで空しくなります。

めぐみさんを取り返せない日本国憲法
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7月18日 ( No.23 )
日時: 2015/07/18 14:03
名前:   <ysoneda@yahoo.co.jp>
参照: http://www.soneda.or.tv

原作の漫画を実写化したドラマ作品「デスノート」が日本テレビ日曜22時から始まりました。主人公夜神月を窪田正孝、探偵Lを山崎賢人が演じています。
『DEATH NOTE』(デスノート)は、『週刊少年ジャンプ』に、原作:大場つぐみ・作画:小畑健で掲載され、これがアニメ化・ドラマ化や演劇がされ、実写では、夜神月を藤原竜也、Lを松島ケンイチがやっていました。
デスノートに名前を書き込むと、その人が心臓まひなどで死ぬという設定です。

実は、同族会社で、裏表のある部下がいて、何度か裏切られたことがあるのですが、転職後、彼が、通勤電車で、心臓まひで死んだということがあり、このことなどから、自分はやられても仕返しをしないことにしているのです。
人には、サイコパスやソシオパスのように病的な犯罪者がいますが、その他の人は単に心が弱いだけだと思っていますから、彼らに嫌なことをされても、皆許すことにしているのです。ただ、反省の機会を設けているので、彼が早く反省してくれることを望んでいるので、思い直してもらうために世の中にオープンにしてやんわりと示唆をします。
それでも、他人を裏切り、いやな目に逢わせながら説明もせず、逃げている人がいます。そのことはその人の心を蝕むのですから、早くすっきりした方がいいのに、本当に心が弱い人はごまかしたり逃げたりします。

私は、デスノート≠ヘ持っていませんが、ゲスノート≠ンたいなものを心に持っているので、決して彼らが話し合いをするまでは、彼らを心配し続けると思います。
争いは、話し合いで避けることができると言いながら、話し合いをせず人を偏見で排除する人、逃げる人は、きっといい人生にはならないと自分は思っています。
メンテ
7月23日 ( No.24 )
日時: 2015/07/23 23:11
名前:   <ysoneda@yahoo.co.jp>
参照: http://www.soneda.or.tv

テレビ朝日で「エイジハラスメント」という番組があります。
普通ハラスメントというとセクハラとかマラハラとか女子が主役のように見えますが、男子が被害者であることも結構あります。

まず、男子は生まれると、後継ぎだという烙印を押されます。後継ぎと言われると、遺産がもらえるとか考える人がいますが、本家や墓のメンテや忌行事、分家のサポートや面倒を見る義務があることまで、その負担について考えない人がいるから世に誤解が広まるのです。幸い遺産に目のくらんだ親類がいたので、故郷を後にして東京に出て、アドヴェンチャーな人生を楽しむことができたのです。今、本家も墓も荒れ放題です。一般的に、田畑の収穫とか、家作の収入などで、メンテ費用にするので、本家の活動はそうした定期収入元の確保が土台になっているのに、それを換金して他に使ってしまえば、実家も墓もメンテはできません。
だから、男子に対して、後継ぎにというのは、呪われたハラスメントです。

父が戦死したので、母が独りで子を育てましたが、世間は、片親(これを一人親だとか言いますが、一人では子はできません。死んだ父が可哀そうです。)だとかレッテルを貼ります。また一人っ子は我儘だと言われましたが、父が戦死したからで、私に責任があるとも思えません。これは立派な偏見であり。ハラスメントです。

男一人で子を育てると、立派と言われるより、どうせ子をちゃんと育てていないだろうと、言われます。男にできて基本的に女にできないことはほとんどないように、女にできて男にできないことはありません。シェフでもデザイナーだって男子もいます。多分今の女子が面倒な裁縫だって、男の子2人を育てれば、ミシンワークは必須ですし、まだ男子にパンタロンがない時代に、今でも会員であるユザワヤでコーデュロイや別珍の生地買って、作ったこともありました。今でもデザイン直しはします。
男子にはできないというのは、女子の偏見で、ハラスメントです。

男が単身であれば、どうせ食事などちゃんと作っていないだろうと思われる親切に出会います。これも偏見で、ハラスメントです。自分の体調に合った健康食ができますし、好きな食器をそろえたりして、別に面倒でもありません。ハラスメントする前に、自分でちゃんとした料理を作ってみてはと言いたいです。

一番気になるのは、夫は妻を幸せにする義務があると思われています。逆はないのでしょうか。
女子が輝く社会にするのなら、女子もその心がけが必要でしょう。女子の70%が生まれ変わるとしたら女子が言うのはなぜでしょう。一人でも生きてゆけるように準備しておかねば、もし夫が失職したり、事故や病気で亡くなって、にわかに職を得ようとしても、大変ですし、サラリーを当てにできる再婚でというのも打算臭くちょっと安易ではないでしょうか。
メンテ
7月25日 ( No.25 )
日時: 2015/07/25 22:26
名前:   <ysoneda@yahoo.co.jp>
参照: http://www.soneda.or.tv

先ほど、テレビ朝日で、「池上彰 そうだったのか そもそも戦争とはSP」というのを、途中からですが観ました。
「戦争の国際ルール」や「東京裁判」や「ドイツは戦争責任をどう考えているのか?」の3つの要点でしたが、少なくともこうしたテレビ番組をしっかり勉強してもらえば、今の人の多くが、GHQのWGIPの洗脳が未だに解け切れていない人も、アホなことを言わないと思うのです。番組の企画はあの朝日系列のテレビ番組でっせ!

最後の「ドイツは戦争責任をどう考えているのか?」が興味深いのですが、私が色んな本を読んで知っていることと違うことを挙げてみます。

1・ドイツばかりか、フランスやロシアにも、ユダヤ人に対する偏見や差別はありました。
杉原千畝や樋口季一郎中将が欧州から避難することを助けたという事件にも窺えます。
特にドイツでは第1次世界大戦で、ドイツに対して過酷な戦後賠償を求めたワイマール体制では、国民がけたたましいインフレに遭い、当時、普通のビジネスでは、偏見で差別されていたユダヤ人は、各国に居たユダヤ人の情報交換能力を利用した金融業を営むことで財を成しました。そうした不況を利用したユダヤ人を不満のターゲットにしたナチスの政策が90%くらいの国民に支持されたのだと思います。

2・ユダヤ人に対するドイツ人は各種の反省対策をしていますが、それの原因がナチスのせいだと責任転嫁しているとの批判が多いのですが、当時排斥されたのは、ユダヤ人以外にロマ人(いわゆるジプシー)や精神障碍者などへの補償はなおざりになっているとの批判があります。これは、ユダヤ人の各国の政治にたいする影響力が強かったことが言われています。

3・EUにみられるように、欧州は多くの戦禍からの反省で、敗戦国に懲罰的賠償を命じると却って戦争が起きるという事実を弁えていた。また、民主主義が発達していて、いろんな意見が公平に扱える風土、歴史も比較的科学的にとらえる風潮があるので、ある国が勝手に歴史を都合よく解釈したしするのが難しい。また契約社会なので、勝手に後からすでに終わったことを蒸し返して、際限なく相手国を非難するすることは、公平でも理知的でもない恥ずかしことだという風潮があります。

同じ東アジアの国で、ベトナムとかフィリピンやインドネシアは、いつまでも相手を非難しないことが互いの利益であるとの風土があります。一方、儒教国であり、国民が異論をすれば、政府から懲罰を受けるとか大衆の袋叩きに遭うなどの国では、冷静にいい面と悪い面を区別できず、都合よく改変した歴史観が、外交や政治を支配していて、別にドイツでの取り組みは参考にならないと自分は思います。
現ドイツのメルケル首相は、ギリシャからの戦時賠償をきっぱり拒否しています。それに比べ、日本は極めて良心的だともいえます。しかし、その好意に逆につけこむやくざのような国民もいると感じられます
メンテ
8月12日 ( No.26 )
日時: 2015/08/12 23:40
名前:   <y_soneda@yahoo.co.jp>
参照: http://soneda.or.tv

「草原」27-09を封筒に入れ終わりました。
明日には〒メールで発送します。

アメリカ人は野蛮人です。

10年位前に、原爆を開発し、ヒロシマ投下に同行し、被爆した広島を撮影したハロルド・アグニュー博士というのが、初めて広島に来て、被爆者と語る機会がありました。被爆者側は今となって、原爆の被害を観れば、何らかの反省なり、謝罪があるかと期待したようですが、彼は、「謝罪はしない」ときっぱり。被爆者の本当の被曝の苦しみが分かってもらえないのが情けなかった姿が、心に沁みました。
彼が謝罪しなかった理由として、「リメンバー・パールハーバー」というのがあると居直っていました。

1・真珠湾攻撃の死亡者は約2400人。うち基地で働く民間人は48〜54人、死亡者の約半数は、戦艦アリゾナの乗組員です。負傷者は1178人。うち基地の民間人は38人だそうです。軍人2,300名です。

2・原爆・長崎・広島の被害者数は,広島40万、長崎20万,(現在まで年々原爆被災で死んでいく原爆被災者を含む。)12月までの死者+不明者数は広島死者、行方不明合わせて12万2338人、長崎7万5000人。いずれもほとんどが民間の非戦闘員で、赤子まで死んでいます。

3・ABC(Atomic、Bacteria、Chemical)兵器は、非人道兵器として、ウイーン議定書などで禁止されるべきものです。通常兵器は戦争が終われば、その危険はほぼ無くなり、平和を取り戻すことはできますが、ABC兵器は、戦後においても、影響が残る極めて残酷な兵器です。また火炎放射器や焼夷弾も残酷な兵器として禁止の方向です。その意味では、戦後も残留するクラスター爆弾や地雷も同様に禁止すべきだと思われています。このように博士の言い分は極めて非人道的考えです。

彼は、その場の被爆者に対し、あなたは生き残ったのだからいいのではないか?非戦闘員とはいえ、戦争を支えていたのだから、被曝に遭ってもしかたないというのです。
さて、戦死者の数の違いに、考慮しないで、真珠湾の復讐の為には日本人なんか、いくらでも殺していいのだという恥知らずな人種差別者の論理です。
戦争に何の関係もない赤子が戦争を支えていたというのは、どう考えても無理筋です。

アメリカは、世界中で戦争を仕掛け、勝てば、勝手な裁判をして、自分の戦争が正しいというお墨付きがないと、不安でたまらないチキンです。
西部時代にすぐリンチ(私刑)にしたがる野蛮人のくせが未だに残っています。
そこらじゅうに自分の正義でもって戦争を仕掛け、世界中を憎しみで満たしておきながら、後始末ができないのです。

戦争や植民地支配に謝罪が必要なら、欧米や中露からまず、侵略や植民地の簒奪を謝罪すべきです。なんで日本だけが謝るのか、考えてみてください。
アメリカ人は、内心は弱いチキンです。
メンテ
9月28日 ( No.27 )
日時: 2015/09/28 22:45
名前:   <y_soneda@yahoo.co.jp>
参照: http://soneda.or.tv

久しぶりのブログです。
怒涛の9月でした。何をしたかは、いずれ「草原」で原稿化する予定です。
今朝、印刷屋さんから電話があって、印刷を早めにしてくれとの願いがかないました。とのこと。
それで、久しぶりの洗濯日和でしたから、洗濯しながら、宛名ラベルをプリントして、封筒に貼って、「草原」を入れて封をする。何とか5時前に、郵便局に電話したら、通話中でなかなか通じません。
やっと6時以降に来てくれることに。でも実際には8時前に来てくれましたが、明日の便になりました。
昼食もしないで、頑張ったのですが、無理でした。
今月は、配布が月末になり、申し訳ないです。
メンテ
2月1日 ( No.28 )
日時: 2016/02/01 14:45
名前:   <ysoneda@yahoo.co.jp>
参照: http://soneda.or.tv

過去半年間、色々あり、体調を崩して、書くことができなかったのですね。

さて、傀師がケア施設に引っ越されました。
母が亡くなって1年後です。何かの因縁を感ぜざるを得ません。

土曜に、孫と小劇場でセオドア・メルフィが脚本を書き制作・監督した「ヴィンセントが教えてくれたこと」を観ました。
この映画は、北米の4館から始まり評判jになり、4週後には2500館となり最終的に44億円を売り上げた作品です。主演は渋くてジョークの効いた役者のビル・マーレイで、ナオミ・ワッツも共演しています。彼が癖のある性格で、競馬など賭け事もし、酒も飲み、店先のリンゴなどをくすねたりする、多分今どきの嫁には評判の良くない不良おじいちゃんですが、隣家に引っ越してきたCT検査師で離婚して弁護士の元夫と養子の親権を争っている母親(メリッサ・マッカーシー)にシッターとして雇われることになりますが、その息子は転校した学校でいじめに遭います。
競馬のオッズを教えたり、世間知を教えるのですが、護身術として、必殺技を教えて、学校でいじめっ子にやられた時に、その技で反撃して、そこから彼と仲良しになります。私が孫にいろいろと護身術を教えているのですが、次教えようと思っていた、必殺技だったので、好かったです。
彼から質問され、平和についてや、戦争はなぜ起きるのかなどの話ができたことも、今どきの親がいい加減に身に着けている考えもしないことを生きているうちに戦争の証言者に聞いてくれることは、見込みがあります。人生を大切にしてくれる人間に成長してほしいです。

さて、前置きが長くなりましたが、この不良親父の連れ合いが認知症で、彼のことをすっかり忘れているのですが、洗濯物を施設に頼まないで自分で洗っているなど、とても優しく接するのです。
彼が、借金取りに襲われて倒れて脳卒中となり、そのリハビリが終わって、施設に行くと彼女は亡くなっていました。彼が看取るまで”8年”だったという設定でした。
これは、私が、私をここまでに育ててくれた認知症の母を看取るまで”8年”であったことを思い出させました。

何かの符号か、暗示かも知れません。
私は、特定の神を信じてはいませんが、運命から逃げはしません。それがこれまで有意義に生きてこられたことへの感謝だからです。
メンテ

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